
いえとち本舗岐阜東濃店の飯田
こんにちは、いえとち本舗岐阜東濃店飯田です。最近では恵那市、中津川市からのご依頼が大変増えています。
その理由をお客様にお聞きしたところ私共の多治見地区に比べて建築コストが異常に高いとの声をお聞きしています。
私も独自に調査をしたので参考にしてください。
岐阜県の建築単価の特徴
- 都市部(岐阜市、大垣市、各務原市など)
- 建築単価が高い傾向
- 都市部では人件費や施工業者の競争が激しいため、単価がやや高めになる場合があります。
- また、土地が狭くなることが多く、狭小地や変形地での施工に追加コストが発生することがあります。
- 建築需要が安定して高いため、単価が抑えられにくい傾向。
- 郊外エリア(東濃地区:多治見市、土岐市、恵那市、中津川市など)
- 中間的な建築単価
- 名古屋圏へのアクセスが良いエリアであるため、住宅需要が高く、安定した価格帯。
- 東濃地方の伝統的な木造住宅の技術が活かされるケースが多く、コストパフォーマンスの高い建築が可能。
- 自然環境に配慮した素材を使うことがあるため、多少コストが上乗せされる場合も。
- 山間部・過疎地域(飛騨地区:高山市、下呂市、白川村など)
- 建築単価がやや高い傾向
- 雪害や寒冷地仕様が必要になるため、断熱材の強化や雪対応の設計が求められる。
- 建築資材の輸送コストが高く、工事費用も高額になることがある。
- 一方で地元の木材(飛騨の杉や檜)を活用することで、品質の高い家づくりが可能。
- 平野部(西濃地区:大垣市、羽島市、養老町など)
- 比較的安価な建築単価
- 平坦地が多いため、造成や基礎工事のコストが抑えられる。
- 都市部ほどの需要はないものの、地元の施工業者が多く、価格競争が行われているためコストダウンが期待できる。
価格差の主な要因
- 地価の違い
- 都市部(岐阜市、大垣市)では地価が高く、土地の利用条件による工夫が必要なため、建築コストに影響します。
- 施工条件
- 山間部では傾斜地や雪害対策、寒冷地仕様など、特殊な条件が建築単価を引き上げる原因となります。
- 資材・労働力のコスト
- 飛騨地方などでは資材の運搬コストが上乗せされる一方、地元材を活用することで一部コストを抑えられる可能性も。
- 需要と供給のバランス
- 都市部では住宅需要が高いため単価が上がりやすい一方、過疎地では需要が少ないため、業者が施工を引き受ける際に高額になる場合があります。
建築単価の比較を行う際のポイント
- 地域密着型の工務店に相談
地元業者はその地域の条件を熟知しており、適正価格での提案が可能です。
- 補助金や助成金を活用
地域によっては、移住者や子育て世帯向けの助成金制度が充実している場合があるため、総合的なコスト削減が可能。
- 将来的な維持費も考慮
初期コストだけでなく、断熱性能や耐久性による光熱費や修繕費の削減効果も考えるべきです。
まとめ
岐阜県内の建築単価は、都市部や郊外、山間部などの地域特性に応じて変動します。地元の特性や条件を理解したうえで、地域密着型の工務店や設計士と相談し、自分に合ったプランを見つけることが重要です。